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コラム

退去費用の相場はいくら?費用を抑えるためにできる対策を解説!

2023年06月02日
退去費用の相場はいくら?費用を抑えるためにできる対策を解説!

退去費用は賃貸物件から引っ越す時に支払う費用ですが、「どれくらい必要なのか」「多く請求されないか」と、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際に退去時に請求された金額をみて驚かれるケースもあるため、事前に退去費用について知っておくこと安心です。そこで今回の記事では、賃貸物件の退去費用について、相場や費用を抑えるための工夫など紹介します。

 

1.退去費用の相場について

退去費用は、住んでいた部屋を入居時と同じ状態にするための費用です。ハウスクリーニングや原状回復などの費用が含まれますが、色々な要素によって価格も変わってきます。ここでは、退去費用の相場について紹介しましょう。

 

1-1.部屋の広さによる退去費用の相場

退去費用は部屋の広さや間取りによって相場が異なります。

 

2030㎡のワンルーム/1K20,00035,000

3050㎡の1DK/1LDK/2DK30,00060,000

5070㎡の2DK/2LDK50,00085,000

7090㎡の2LDK/3DK/3LDK70,000110,000

90㎡~の3LDK/4DK/4LDK90,000円~

 

部屋が広ければ広いほどクリーニングや修繕の範囲も増えるため、費用が大きくなります。

 

1-2.住居年数による退去費用の相場

居住年数も、退去費用を左右する要素に挙げられます。

 

・居住年数が3年未満は退去費用の平均が49,431

・居住年数が46年は退去費用の平均が61,694

・居住年数が7年~は退去費用の平均が87,090

 

あくまでも平均になるため、実際は交渉によって減額されることもあります。

 

2.退去費用が高額になってしまうケース

「え!こんなに支払わなければならないの」と思わず言ってしまいたくなるほど、退去費用が高額になるケースもあります。ここでは、退去費用が高額になってしまう理由を紹介します。

 

2-1.ペットを飼育していた

ペット可の賃貸物件でも、一般的な退去費用よりも高額になってしまうケースも少なくありません。ペットを飼うなら壁や床などにキズがつく、部屋にニオイが染みつくなど、事前に想定できるため、多めに敷金を預けることがあります。しかし、床で爪とぎをしてしまった、ドアや柱をかじってしまった場合は、張り替えや補修工事が必要です。複数箇所の補修になれば、費用もその分大きくなってしまいます。また、通常のクリーニングで対応できないペットのニオイは、部屋全体のクロスの張り替えが必要のため、高額に請求されやすいと言えるでしょう。

 

2-2.室内で喫煙していた

喫煙者にとって、自宅でくつろぎながらの一服は生活のひとつとも言えます。しかし、タバコを室内で吸ってしまうと、ニオイが染みつくだけでなく、壁や天井に黄ばみが染みついてしまうのです。賃貸物件を退去する時の条件として、入居した時と同じ状態でしなければなりません。長年吸い続けたタバコのニオイや汚れが染みついた壁紙や、キズをつけてしまった床などは、張り替えが必要になるため、退去費用に大きくプラスされてしまうのです。

 

2-3.物をぶつけてキズを放置していた

明らかに入居時の状態と比べてキズや汚れが多い場合は、退去費用を多く請求される可能性があります。物をぶつけて床をへこませた、水漏れを放置してカビを繁殖させたなど、対処できることをしていなければ、借主の義務違反として退去時に請求されるのです。

 

2-4.敷金0円の物件に住んでいた

敷金は初期費用に含まれていることが一般的で、退去時に敷金で退去費用をまかなうケースが多いでしょう。しかし、初期費用を抑えるために敷金0円の物件に住んでしまうと、退去費用をまとめて支払わなければなりません。敷金を支払っていないケースでは入居する時の費用を抑えられますが、退去する時の負担が大きくなります。

 

3.退去費用を抑えるためにできること

払えないほどの退去費用を請求されないために、退去時までにできることがいくつかあります。ここでは、退去費用を抑えるためのポイントを紹介しましょう。

 

3-1.入居時にキズなどがないかチェックする

身に覚えのないキズがあったとしても、退去時に修繕費として請求されるケースもあるため、入居時には丁寧にチェックしましょう。退去時の立ち会い同様、できれば入居時にも管理会社に立ち会ってもらい、キズやシミ汚れがないか確認しておくと安心です。元からついていたキズなどでも、入居時に確認しておかなければ、退去時に主張できなくなります。

 

入居時に立ち会いが難しければ、引越し前に写真など証拠として撮るなどして記録しておきましょう。

 

3-2.退去時には徹底的に掃除をする

退去時までにできるだけ落とせる汚れは、徹底的に掃除をしてキレイにしておきましょう。カビやシミがついている状態で退去時の立ち会いをしてしまうと、入居者の負担として費用を見積もられてしまうからです。もちろん普段からしっかりと掃除をすることも大切ですが、水回りの汚れを取り除いておくと、清掃費用を抑えることにつながります。

 

3-3.喫煙する・ペットを飼う場合は対策する

タバコやペットのニオイは住んでいる人はあまり気になりませんが、やはり住まいに染みついてしまいます。空気清浄機などを活用し、ニオイ対策をする方法もあります。とくにタバコはニオイ以外に黄ばみを付着させるため、換気扇の下やベランダで喫煙するなどの工夫が必要です。フローリングにキズをつけない汚さないためにも、掃除しやすいカーペットなどを敷くのも良いでしょう。

 

3-4.敷金ゼロ物件に入居するのを控える

初期費用を抑えられる「敷金ゼロ物件」は、魅力的ではありますが、その分退去費用に負担がかかるので注意しましょう。敷金は礼金とは違って、退去費用を事前に預けておくお金になります。退去時に修繕が必要になったりしなければ、必要な退去費用を差し引いた金額は戻ってきます。

 

また、退去費用が敷金を上回っても、不足金だけで済むため、退去時にまとまったお金を用意しなくても良いケースも少なくありません。しかし、敷金ゼロ物件では退去費用をすべて用意しなければならないため、退去費用を抑えるには敷金の支払う物件を検討しましょう。

 

4.まとめ

退去費用が思いがけない金額になることもあるため、入居時の契約書をしっかり確認しましょう。高額請求されないためにも、日頃の掃除を丁寧に行うなどして退去費用を抑える工夫が大切です。賃貸物件から引っ越す予定が決まっているならば、早めに行動するなどして、退去費用を準備しておきましょう。

 

「有限会社ハクレイ土地建物」では、不動産を通してお客様のゆとりある生活の実現を応援しております。物件を借りるお客様に向けて、弊社の女性スタッフがしっかりとサポート対応いたします。退去費用などで困ったことがありましたら、どんな些細なことでもお気軽いご相談ください。

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